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妹が英語の学習法を教えてくれと言ってきたので教えてみた

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妹が英語の勉強の仕方を教えてくれと言ってきたので伝授。東京オリンピックの影響で外国人のお客様が増えるから、対応できるようになりたいとのこと。

妹よ。にいちゃんはうれしいぞ。
何か学ぼうという時に頼ってもらえることはありがたいことだ。

ただ妹よ。
英語を話す人間は地球上で約22.5パーセントだということを忘れるな。
残りの大多数は日々英語以外の言語で暮らしとんのだ。
英語が通じないこともあるから、余裕がある時にもう一つくらい外国語をやっておくと便利だぞ。


ご参考までに。妹に伝授した内容。

まず極力簡単な例文とそこに使われている文法事項・イディオムなどを頭に入れる。

例えば、
例文)
I want to be a singer.
訳)
私は歌手になりたいです。

文法)
want to + (動詞の原型)で「〜したい」
want to be + (冠詞 + 名詞)で「〜になりたい」


次に、単語を徐々に教えて表現の幅を広げる。

単語)
study = 勉強する
accounting = 会計学
because = なぜなら (〜なので)
graduate = 卒業する
university = 大学
tax accountant 税理士

そして覚えた単語組み込んで応用文を作る。

応用文)
I want to study accounting. Because I want to be a tax accountant after I graduate university.

訳文)
私は会計学を勉強したいです。なぜなら大学を卒業した後に税理士になりたいからです。


母語が日本語の場合、言語構造がそもそも印欧語とは異なり、文法は単純に覚えて行くほうが頭に入りやすい。また日本の教育は表現に力を入れないため、独学でやる場合はそこを補強すると大変有効かと思われる。

NHKのラジオ講座などは、この点をよく踏まえており、長年蓄積されているノウハウもある構造になっているので、非常にオススメです。インターネット配信でいつでもその週の放送を聞きなおせますので、反復学習にも便利です。
長くなりましたが、以上です。


付記。
外国語の構造によっては、性、格、活用、数詞などの差があり、当然にこの方法がそのまま当てはまるわけではない言語もあるかと思われます。

その場合は、また適した方法を応用して考えていただくと幸いです。


by SingerInBlack | 2019-02-24 19:23 | ブログ

StarmakerとSmuleに投稿したものの再録用 数えてみたら6カ国語くらいで歌ってるらしい


by SingerInBlack